2026年度総会 長野日仏協会副会長 杉浦真理子
長野日仏協会の総会は1998年創立総会の日が記録的大雪だった以外、私の記憶では28年間必ず晴天に恵まれてきました。ところが2026年度の今回の総会の前日には台風がダブルでやってくるという予報や山梨県での大きな地震のニュースもあり、一気に不安に…。電車の運行を心配しながら当日を迎えましたが、結果的には一人の欠席もなく32名の参加者のもと無事に総会が開催されました。
吉田会長はご挨拶の中で、「長野日仏協会は28年目を迎え30周年に向かって今後も発展を期待したい」と述べられ、最近の不思議な出会いのエピソードも披露されました。NHKラジオ『まいにちフランス語』でおなじみの中條健志先生は長野市出身で、当時高校生だった時に長野市で行われた「フランス祭り」に参加されたり、仏検を信大で受験されたりして吉田先生をよく覚えておられたとのこと。中條先生は現在神戸大学の講師で「シャンソン研究会」にも入られたそうです。お話を伺いながら、28年の重みを感じた次第です。
2025年度事業報告、サロン活動報告、会計報告の後、今年度の役員紹介があり、承認されました。引き続き2026年度の事業計画、サロン活動計画、会計予算の説明があり、すべて承認を得られました。
お待ちかねのピアノ連弾コンサートは「Les plaisirs de la musique française」と題して、会員のピアニスト、山中和子さんと小井土(岩崎)愛美さんが、この日のためにスペシャルなプログラムをご用意くださいました。フランス語でquatre mains と言われるピアノ連弾、息の合った二人にしか演奏できないとのこと。フランスの作曲家による多くのピアノ連弾曲の中からChaminade、Debussy、Fauré、Saint-Saëns、Satieの曲を選び、二人の呼吸が見事に合った演奏を披露くださいました。アンコール曲はAux Champs Élysées♪会場全体の手拍子で大いに盛り上がりました。4本の手で奏でる音色の豊かさ、広がりにすっかり魅了され、フランスにも思いを馳せる極上の時間となりました。
その後、大野博人さんの乾杯によって懇親会がスタート。今年もハトヤの井原さんからフランスワインが届き、グラスを持ちながらあちこちで話の輪が広がります。新会員の堀内さんのスピーチ、久しぶりに参加された菊池さん、斎藤さんからの近況報告もあり、楽しい時間はあっという間に過ぎました。
最後になりましたが、イベントにはなかなか参加できなくても、会報を手に取ってご覧いただいている会員の皆様にもお礼を申し上げます。皆様のお支えによって協会は28年間存続しています。
11月には会報100号を発行予定、2年後には創立30周年を迎える長野日仏協会が、今後も長野とフランスの架け橋となれますように。


