上級 月3回 月曜日 13時30分~15時
場所 ふれあい福祉センター他
フランスのニュース記事を読んで理解を深め、自分の意見を述べ合う授業です。
扱うテーマは世界中の政治、社会問題、文化など様々で、視野を広げ多くを学ぶことができます。
De temps en temps 鎌倉 貴久
ドミニク先生の講座に参加させていただくようになって、15年以上が経とうとしています。すでに古参のメンバーとなっているはずなのですが、継続的にクラスのみなさんと学習ができているわけではなく、随分と時間を空けてしまってから、みなさんと顔を合わせることが多くなってきました。
長野市内の高校で勤務していた時期には、平日の昼下がりという時間帯であるにもかかわらず、かなりの頻度でクラスに参加をしていたこともあり、月曜日の午後に担当する授業が入っていない時間割を目にした年などは、ここは通年でフランス語学習に充てようと自分の中で決めていました。
長野を離れてしまってからは、当然ながらその頻度もずっと落ちてしまいました。しかしながら、かつては郵送で、そして現在はメールでテキストを送っていただいており、それを開くとたちまち、フランス語とクラスの楽しい雰囲気がよみがえってきます。
タイトルを眺めて、テーマとして扱われている内容を推察しながら、本文の読解へと進みます。語学の教員ではあるので、構文であるとか文法であるとか、そういう面からは、本当に正しく解釈されているのかは別として、どんどんと文章の理解が進むのですが、なかなかに苦労することもあります。最新の話題を扱っているだけに、手元に置いて使っている辞書には掲載されていない語句も多く、載っていたとしても、明らかに別の意味合いで使われていそうな場合もあります。
また、Wiktionnaire などのle dictionnaire libreのネット検索もするのですが、Pas dans d’autre langue つまり、日本語はもちろん、英語などでの説明には辿り着けず、立ち往生してしまいます。こんな時には、それこそ「クラスに参加できたら、ドミニク先生やクラスのみなさんに訊ねられたら」などと、クラスへの参加ができないことが残念でなりません。そんな時でも、「~できたら」という気持ちを、条件法や接続法を使ってフランス語で書いたりして、自分なりのフランス語の学習が、不思議なくらい倦むこともなく続いていきます。まあ、暇人だということもありますが。
私自身では語学力が上達していく実感はまったくないのですが、この自分なりの学習の成果なのか、DELF DALFでのProduction écriteだけは、ほぼ満点が取れるようになりました。これも、送付されるテキストのおかげなのかなと考えつつも、クラスのみなさんと共有できる時間が少しでも増えれば思っています。
*見学のお問い合わせは、両クラスともに下記にお願いします。
杉浦 真理子 sugibonjour@ybb.ne.jp