投稿者「nagano-france」のアーカイブ

2023年度 イベント情報

会話サロンのお知らせ

11月の会話サロンを下記のように行います。
今回はテーマを設けましたので、それぞれの秋への思いをお聞かせください。

Thème 「Les plaisirs d’automne」

  • 日時 2023年11月22日(水) 16時30分~18時
  • 場所 マルクニ(権堂町アーケード内)
    場所 中央通り側からアーケードに入ってすぐ右側にあります。
  • 会費 1,000円(飲物込み)

出席のご連絡は杉浦(sugibonjour@ybb.ne.jp)までお知らせください。

ノエルの会のお知らせ

11月とは思えないような暖かな日が続いておりますが、来月はいよいよ「ノエルの会」が開催されます。
今回は久しぶりに松本で行いますので、中南信にお住いの皆様とお会いできることを楽しみにしております。

  • 日時 2023年12月9日(土) 12時~14時
  • 場所 セロニカ
    場所 松本市中央1-13-11 東イゲタビル2F(0263-36-9097)
  • 会費 6,000円(飲物込み)

*参加申込み → 杉浦(sugibonjour@ybb.ne.jp)に、12月2日までにお知らせください。

会話サロンのお知らせ

久し振りの会話サロンを下記のように行います。
積もる話を多いに語り合いましょう!

  • 日時 2023年9月13日(水) 16時30分~18時
  • 場所 マルクニ(権堂町アーケード内)
    場所 中央通り側からアーケードに入ってすぐ右側にあります。
  • 会費 1,000円(飲物込み)

出席のご連絡は杉浦(sugibonjour@ybb.ne.jp)までお知らせください。

会話サロンのお知らせ

10月の会話サロンを下記のように行います。
暑かった夏も終わり、実りの秋の季節となりました。
秋の話題を中心に、楽しくお喋りしましょう。

  • 日時 2023年10月25日(水) 16時30分~18時
  • 場所 マルクニ(権堂町アーケード内)
    場所 中央通り側からアーケードに入ってすぐ右側にあります。
  • 会費 1,000円(飲物込み)

出席のご連絡は杉浦(sugibonjour@ybb.ne.jp)までお知らせください。

会話サロンのお知らせ

久し振りの会話サロンを下記のように行います。
積もる話を多いに語り合いましょう!

  • 日時 2023年9月13日(水) 16時30分~18時
  • 場所 マルクニ(権堂町アーケード内)
    場所 中央通り側からアーケードに入ってすぐ右側にあります。
  • 会費 1,000円(飲物込み)

出席のご連絡は杉浦(sugibonjour@ybb.ne.jp)までお知らせください。

会話サロンのお知らせ

6月の会話サロンを下記のように行います。
マルクニが新装オープンしましたので、今回からまた利用させていただきます。
以前より狭くなりましたが、お馴染みの「丸テーブル」はそのままです。
円形スタイルなのでさらに話も弾むことでしょう。
お気軽にご参加ください。

  • 日時 2023年6月28日(水) 16時30分~18時
  • 場所 マルクニ
    場所 中央通り側からアーケードに入って右側にあります。
  • 会費 1,000円(飲物込み)

出席のご連絡は杉浦(sugibonjour@ybb.ne.jp)までお知らせください。

2023年度総会のお知らせ

今年は長野日仏協会創立25周年の記念として、Ludovic B.Aさんをフランスからお招きしてコンサートを企画しています。
リュドヴィックさんはブルゴーニュ在住のauteur-compositeur-interprèteシンガーソングライターで、「自然との繋がり」をテーマにしたコンサート活動、ビデオ制作などを精力的に行うアーティストです。
アコースティックギターの音色と優しい歌声、フランス語の美しいポエティックな世界に浸るコンサートに是非ご参加ください。

  • 日時 2023年7月9日(日)
    日時 10時30分~10時50分 議事
    日時 10時50分~11時30分 コンサート
    日時 11時30分~14時 懇親会
  • 会費 6,000円(料理・ワイン・ソフトドリンク込み)
  • 申し込み締め切り日 6月28日

6月発送の会報88号に出欠葉書を同封しますので、記載の上切手を貼って投函してください。

会話サロンのお知らせ

今回の会話サロンも「珈琲専科・ブラジル」で行います。
会話サロンのために個室のような空間を作ってくださるので、他のお客様に遠慮せずに話すことができます。
42年続く老舗喫茶店で香り高いコーヒーを飲みながら、フランス語のお喋りを楽しみましょう。

  • 日時 2023年5月24日(水) 16時30分~18時
  • 場所 ブラジル (権堂町アーケード内)
    場所 中央通り側からアーケードに入ってすぐ左側にあります。
  • 会費 1,000円(飲物込み)

出席のご連絡は杉浦(sugibonjour@ybb.ne.jp)までお知らせください。

会話サロンのお知らせ

4月の会話サロンを下記のように行います。
お馴染みのマルクニさんは移転のために使えず、今回は「珈琲専科・ブラジル」で行います。
42年続く老舗喫茶店で香り高いコーヒーを飲みながら、フランス語のお喋りを楽しみましょう。

  • 日時 2023年4月12日(水) 16時30分~18時
  • 場所 ブラジル (権堂町アーケード内)
    場所 中央通り側からアーケードに入ってすぐ左側にあります。
  • 会費 1,000円(飲物込み)

出席のご連絡は杉浦(sugibonjour@ybb.ne.jp)までお知らせください。

長野日仏協会 2023年度総会報告

長野日仏協会の定例総会行事に参加して 上原 純子

 2023年7月9日、ホテルメトロポリタン長野での、長野日仏協会25周年定例総会とM.Ludovicコンサート、そして懇親会に参加させて頂きました。私にとって長野日仏協会は、憧憬と遠望の対象でした。今回、行事に参加をご許可下さった吉田先生や、会の皆様に心から感謝いたします。
 総会当日、早めに長野に着いた友人と私は、会場確認のため12階に行ってみました。すると人の流れで、あっという間に受付が済み、おこがましくも定例総会から出席することとなったのです。
 Ludovicさんの心揺さぶられる歌、美味しいコース料理を堪能しながら、私は仏語と出会った日々を懐かしく思い出していました。
 「フランス語の社内研修に参加しませんか?」とは、上司の言葉。昔の話ですが、私は当時銀座に本社のある自動車会社の海外部に勤務していました。参加した社内研修は半年間。たまたま大学で第二外国語として仏語を選択してありましたので、仏語基礎の基礎を人生の前半に学習できたことは幸いでした。
 かつて、クリスマスから正月の1週間を、旅人としてパリで過ごしたことがあります。市内定番スポットをはじめ、モンサンミッシェル、ヴェルサイユ宮殿、フォンテーヌブローなど。はじめて通じた仏語は小さな街のお土産物屋さんでの値段交渉でした。食事は、モンサンミッシェルでのオムレツとシールドワインが記憶に残っています。
 現在、私は松本でボランティア英語ガイドをしています。以前よりも仏語圏の観光客が増えているように思います。私が、挨拶とガイドの導入部だけ仏語で行うと、お客様は私の仏語のつたなさと珍しさに驚き、破顔し、激励してくれます。
 私にとって英語は、自ら選んだ語学です。仏語は人生を豊穣にしてくれる「第二外国語」でした。しかし、長野日仏協会に入会を許された今、私は仏語をも自ら選び取ったことを自覚しました。これからもずっと、仏語や仏文化に触れられれば、とても嬉しいです。

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フランス語会話サロン 2023年9月報告

SALON DE CONVERSATION EN FRANÇAIS
フランス語会話サロン

Géraldineさん中心に行われる会話サロンは、フランス語ネイティブスピーカーを交えて自由なお喋りを楽しんでいます。開催日は毎月メールでお知らせしていますので、どなたでもお気軽にご参加ください。以下、6月のサロンの内容です。

 

28 juin 2023 :
Aujourd’hui nous nous sommes retrouvés dans le nouveau local de Marukuni, à Gondo. C’est plus petit que le local précédent, mais l’accueil est toujours aussi chaleureux, et nous avons bien discuté, assis autour de la grande table en bois.
M. Hara nous a montré des petits films présentant les photos qu’il a prises durant son voyage en Europe (Belgique, Allemagne, Pays-Bas, France). Il est passionné d’art Mosan et aime visiter les églises dans toutes les villes où il va.
Simon nous a raconté son étonnement à voir autant de personnes mendiant dans le Métro à Paris. Les personnes jouant de la musique dans le Métro doivent avoir un permis. Les mendiants, par contre, sont hors la loi.
Les Shiba et autres chiens de race japonaise sont à la mode en France. On en voit de plus en plus.

202309_1.jpgEntrée de Métro à Paris

202309_2.jpgun chien Shiba

 

  • 開催日   月1回水曜日 16時30分から18時
  • 場所    マルクニ(権堂アーケード内に移転しました)
  • 会費    飲み物代込み 1000円
  • 出席のお問い合わせは、杉浦sugibonjour@ybb.ne.jpまでご連絡ください。

フランス語サロン上級クラス 2023年9月報告

上級 月3回 月曜日 13時30分~15時
場所 ふれあい福祉センター他

 フランスのニュース記事を読んで理解を深め、自分の意見を述べ合う授業です。
 扱うテーマは世界中の政治、社会問題、文化など様々で、視野を広げ多くを学ぶことができます。以下は6月~8月のタイトルです。(杉浦)

 

  • Encadrement des loyers : Paris «ne peut pas encadrer le prix des locations touristiques» (5 juin)
    家賃規制:パリ市は、観光客向け賃貸住宅家賃の規制ができない。
  • Agriculture intensive : voici pourquoi l’Europe a perdu un quart de ses oiseaux en 40 ans (12 juin)
    集約農業:これがヨーロッパで、40年間に1/4の鳥がいなくなった理由だ。
  • Pourquoi il est interdit de sourire sur notre photo de passeport (26juin)
    笑ったパスポート写真が禁止されている理由
  • Ces favorites royales qui ont marqué l’histoire de France (3 juillet)
    フランスの歴史に名を刻む王の寵愛者たち
  • Vos vêtements sont peut-être en train de vous empoisonner (mais il y a des solutions) (10 juillet)
    あなた方が身に着ける服が、あなた方を汚染しているかもしれない。(でも解決策はある)
  • Philippe Meirieu : «Ce n’est pas la longueur des vacances scolaires qui est néfaste, c’est l’absence d’activité» (24 juillet)
    生徒にとって有害なのは学校のヴァカンス(夏休み)の長さではなく、その間何もせずに過ごすことにある。
  • JO 1912 : la mystérieuse disparition du marathonien Shizo Kanakuri lors des jeux de Stockholm (7 août)
    1912年オリンピック:ストックホルムオリンピックでの、マラソン選手金栗四三の謎の行方不明

 

フランス語サロン上級講座に参加して 海尻 早百合

 私が長野でフランス語を再び勉強し始めたのは、長野オリンピックの前、ボランティア養成講座が始まった時でした。そのクラスで初めてお会いした古澤さんと今もまだドミニク先生のクラスで共に学んでいることにびっくりしています。それから25年以上になるのに、私はあまり上達していなくて、上級なんておこがましく、せめて中級と言えるかなとずっと思っています。ひょっとしたら更に後退しているかもしれません。何年か前、旅行サロンでバスク地方に行った時、フランスではおなじみのストに直面して、BiarritzからParisまで飛行機が飛ばなくて、ホテルのマダムとその事について何度も話して調べてもらった時に「今まで日本人は何人も泊ったけれど、みんなカタコトのフランス語で、あなたのフランス語はとても自然で、何の問題もない」、旨の事を言われたのが今までの私のフランス語人生で最大の誉め言葉でした。もちろん、その当時外国語センターの夜のクラスで毎週ドミニク先生のクラスを受けていました。
 今のフランス語サロンは初めて立ち上げた頃に古澤さんにお誘いいただいて参加していたのですが、仕事が忙しくて何年か全くフランス語に関われない時期があり、なんとか再び参加させていただいて、今に至っています。社会問題を取り上げる事が多くて日本語でも色んな事が全く理解できない私にとって、クラスの皆さんの博識には驚くことが多くて、感服するばかりです。
 ドミニク先生は参加者全員のspécialité(専門分野)をよく分かって、内容によってそれぞれに対して特に質問をぶっつけてくださいます。私にはパンやケーキ、その他の料理について。以前パンの話題の日があって、その時にパンの種類の話をしたらドミニク先生がchampignonを知らない事にビックリ!私の教室では何十年も作っているフランスパンなのですが、そう言えばフランスでは見なかったなと改めて思いました。ドミニク先生の話で小さい頃から焼きたてのフランスパンを食べるとお腹によくないので、2日位過ぎたパンをカフェオレに浸して食べるのが良いと言われたそうです。私の認識ではパンは焼き立てが最もおいしくて最も消化が良いはずなのでどういうことだったのでしょうか?フランスパンも今ではあまり堅くなく少しまわりが柔らかいパンが好まれるということですが、フランスのパン事情も年と共に変わりつつあるようです。日本ではおなじみのアンパンやメロンパンの並んだパン屋さんがパリにもあって、とてもフランス人に人気だそうですから。でも私の一番大好きなパンはやっぱりフランスパン!Pain traditionnelと呼ばれるものですが、全く同じ生地でも形も名前も味も様々です。一番知られているのは”細い棒”のbaguetteですが、同じ長い形でも重さと長さでフィセル(ひも)、バゲット、バタール(中間の)、パリジャンとあって他にもブール、クッペ、シャンピニオン、タバチュール等々のフランスパンがあります。私はまん丸のブール(boule)も大好きです。生地がもちっとしていてお店で見つけるとつい買ってしまいます。今はほとんど家で食べるパンは焼いていますが、フランスパンは、材料はとてもシンプルなのですがいろいろ手間がかかるので今パンを食べたいと思ってもすぐにはできなくて、なかなか家では焼けないのが現状です。
 私の仕事場ではパンの名前だけでなく、フランス語が良く登場します。その度に先生達や生徒さんからその意味や発音を聞かれるので少しはフランス語サロンに参加させていただいていることが役に立っているようです。日本語すら忘れてなかなか思い出せない今日この頃、月曜日の午後は少しでもフランス語に接してクラスの皆さんからいろんな事を教えていただきたいと思っています。

 

*見学のお問い合わせは、両クラスともに下記にお願いします。
杉浦 真理子 sugibonjour@ybb.ne.jp

フランス語サロン初級クラス 2023年9月報告

指導 Dominique GRANDEMENGE 先生

 

初級 月3回 金曜日 10時30分~12時
場所 ふれあい福祉センター他

ドミニク先生のご指導のもと、テキスト「FESTIVAL」を使い、初歩の文法や発音を勉強しています。とても楽しいクラスです。興味のある方はお気軽に見学にいらしてください。ある日のクラスの様子です。(柄澤)

 

ある日の『フランス語サロン(初級)』-6 柄澤 良子

    今日は、14課・On solde !(バーゲンですよ!)
Flora:急いで!9時開店よ。私、冬用のスラックス買いたいのよ。
Alice:で、どのお店に行くの?
Flora:勿論、デパートよ。
Alice:でも、デパートって、ブティックより高いじゃない?
Flora:今日は50%引きじゃないの⁉ バーゲンだもん。
 デパート(un grand magasin)到着です。
 会話に添えられた写真では、若い女性3人が台の上に山積みされているセーターなどを手に取って品定めしています。会話が始まります。
Flora:ねェねェ、この赤いスラックス見て!あなたのサイズ(votre taille)の40よ!
Alice:私、このグレーの方がいいわ、たったの39ユーロよ、これに決めた!
Flora:ちょっとちょっと、こっちに来て!ここの靴全部50ユーロよ。この革のブーツこの冬にいいと思わない?
    Je fais du 37.(私のサイズは37だし。)でも、これ100ユーロか~?Oui, je les achète !!(よし買った。)
 まだまだ買い物は続くようです。

 皆で何度も役割を変えて会話をします。ドミニク先生から、発音・リエゾン・アンシェヌマン等の指摘が入ります。その後は、楽しみのお時間です。

 ちょっとCivilisation(Les soldes)のコラムを覗いてみましょう。
 フランスでは、年に2回公式のバーゲン期間があるそうだ。公式?1月と7月に3週間、日程は地域によって違うらしい。50%引き~がバーゲンの最後になると更に20%引きになるとか。
 服のサイズはla taille、靴のサイズはla pointure。女性服の平均サイズは、40。最近はglobalisationで、その表示もXS・S・M・L・XL・XXL。女性靴のサイズは、35~42、平均は38とのこと。
 しばらくは、皆さんの外国での服やら靴やらの買い物体験におしゃべりの花が満開でした。

フランス語会話サロン 2023年6月報告

SALON DE CONVERSATION EN FRANÇAIS
フランス語会話サロン

Géraldineさん中心に行われる会話サロンは、フランス語ネイティブスピーカーを交えて自由なお喋りを楽しんでいます。開催日は毎月メールでお知らせしていますので、どなたでもお気軽にご参加ください。

 

12 avril 2023 :
Nous étions nombreux en ce mercredi au café « Brazil » à Gondo. M. Hara nous a fait part de son projet de visite en Europe (Belgique, Allemagne, Pays-Bas, France) pendant Golden Week pour visiter des églises romanes, carolingiennes, ottoniennes, et voir des objets d’art Mosan.

« L’art Mosan est un art roman d’influence carolingienne et ottonienne de la vallée de la Meuse, actif du XIe au XIIIe siècles. La région mosane correspond aux frontières de l’ancien diocèse de Liège qui s’étendait principalement dans le territoire de l’actuelle Belgique, mais également sur une partie de la France, des Pays-Bas et de l’Allemagne. » extrait de Wikipedia.
Quelques exemples d’art Mosan (Collection Grand Curtius – Liège)

image1.jpgÉvangéliaire de Notger, Ivoire du Xe siècle, émail du XIIe siècle

image2.jpgChapiteau de la cathédrale Saint Lambert de Liège

24 mai 2023 :
Il y avait 14 participants aujourd’hui ! La conversation était très animée !
Simon nous a raconté son séjour à Paris, au milieu des manifestations et grèves et des nombreux touristes étrangers. Il a visité le Musée du Louvre pendant 3 jours ! La Joconde est maintenant visible de loin seulement, pour éviter que des activistes la salissent comme c’est arrivé à d’autres œuvres. Il était déçu de voir que plusieurs œuvres connues n’étaient pas exposées, ayant été prêtées au Louvre Abu Dhabi.
M. Hara nous a montré quelques photos et le circuit de son voyage « Romanesque » en Europe, Bruxelles et Liège en Belgique, Maastricht aux Pays-Bas, puis l’Alsace, Dijon, Beaune, etc… en France.
Madoka nous a présenté un joli poème basé sur « Connais-tu le pays où fleurit l’oranger », une chanson de l’Opéra « Mignon ». (Musique d’Ambroise Thomas, livret de Jules Barbier et Michel Carré d’après Les Années d’apprentissage de Wilhelm Meister de Goethe).

 

  • 開催日   月1回水曜日 16時30分から18時
  • 場所    マルクニ(権堂アーケード内に移転しました)
  • 会費    飲み物代込み 1000円
  • 出席のお問い合わせは、杉浦sugibonjour@ybb.ne.jpまでご連絡ください。

フランス語サロン上級クラス 2023年6月報告

上級 月3回 月曜日 13時30分~15時
場所 ふれあい福祉センター他

 フランスのニュース記事を読んで理解を深め、自分の意見を述べ合う授業です。
 扱うテーマは世界中の政治、社会問題、文化など様々で、視野を広げ多くを学ぶことができます。以下は2月~5月のタイトルです。(杉浦)

 

  • Polémique sur Paris 2024 : des travailleurs sans-papiers sur les chantiers (20 février)
    建設現場で働く不法労働者たちは、2024年パリオリンピックの大きな問題となっている。
  • Guerre en Ukraine : comment, en un an de conflit, la Russie ” est devenue un autre pays” (6 mars)
    ウクライナ戦争:侵攻から1年が経ち、ロシアはどのように「別の国」になってしまったのか。
  • Précarité : À l’épicerie solidaire, « C’est comme au supermarché, mais en beaucoup moins cher » (13 mars)
    食料品値上がりの状況のなかで、連帯食料品店は「まるで激安スーパーのようだ」。
  • Discours de mariage, lettre de motivation… Comment l’intelligence artificielle est entrée dans notre vie quotidienne? (27 mars)
    結婚式のスピーチ、志望動機書…人工知能は私たちの日常生活にどのように浸透しているのか?
  • Depuis quand le métier d’éboueur existe-t-il ? (3 avril)
    ごみ回収の仕事はいつから存在していたのか?
  • Après le séisme, la colère anti-Erdogan reflue dans ses fiefs (10 avril)
    (トルコの)地震のあと、被災地での反エルドアンの怒りは薄れているようだ。
  • L’histoire de ce roi de l’arnaque qui a vendu la tour Eiffel (8 mai)
    エッフェル塔を売った「詐欺の王様」の物語
  • Les Thaïlandais rejettent les militaires au pouvoir lors des élections législatives (22 mai)
    タイの国民は、先に行われた国民選挙で軍の支配を退けた。
  • Pour la première visite d’un président français en Mongolie, Emmanuel Macron défend des projets énergétiques (29 mai)
    モンゴルを初めて訪問したフランス大統領エマニュエル・マクロンは、エネルギー政策を推し進める方針を示した。

 

フランス語サロン(上級) 古澤 俊法

 月曜日の午後、ふれあい福祉センターで、ドミニック先生のフランス語講座を受け始めて、もう3年になります。毎回、メールで送っていただくテキスト(A4サイズ2枚)を前に、辞書を片手に格闘し、おぼろげに理解して出席しています。当日は普段使わない脳みそを、無理して使っているせいか、頭が少し熱っぽくなり、年を取っても知恵熱を出しています。
 それでも、ほんの少しずつですが文章の読解が速くなり、先生の話している言葉も聞き取りやすくなった、気がしています。3年間のプリントが、けっこうな厚みで引き出しに入っています。それを見ると、こんなにやったけど、単語はほとんど忘れているし、いくらやっても星の数ほどあるフランス語の語彙など、覚えられるはずがない…などと諦めの気持ちがわいてきます。でも少し経つと、次回のテキストを調べねばと、また辞書を引いています。

 フランスに旅行した時、ホテルのエレベーターで、掃除用具を手にした小柄な中年女性に、斜め下からじっと見つめられたことがあります。何かこちらも気恥ずかしく、自分もチラリチラリと見下ろしましたが、おばちゃんはゆるぎなく堂々と、顔をこちらに向けて見つめ続けています。フランス人は(おばちゃんは?)、こんな風に知らない人の顔を、平気で見つめ続けるんだ、と妙に感動したことがあります。
 「あんなに見られたのは、日本人の顔が珍しかったからかなあ?」と、外に出てから妻と話をしました。
 目を見て話しなさい、などと言われますが、自分も相手の目をしっかり見て話すのは、やはり苦手です。どこか気恥ずかしくなってしまいます。でも、日本人の多くはその傾向があり、高校生の面接練習でも、面接官のネクタイのあたりを見て話をするのがいいよ、というアドバイスを時々聞きました。
 そんな自分もフランスでは、けっこう相手の目を見て話していた記憶があります。もう30年近く前に、ニースの語学学校に通ったり旅行したりして3週間ほど滞在したことがあります。自分の帰国の前日、途中から一緒だった1日早く帰国予定の友人とニース空港に行くと、受付で「飛行機が飛ばない」と言われました。荷物係のストとのことで、どうしよう、帰れない…。
 結局、友人はその日のうちにTGVでニースからパリへ向かい、自分は「明日はたぶん飛びそう」という不安な説明を聞いて、ホテルに戻りました。その夜は、ニースのお祭りで、外は深夜まで大騒ぎ、旅でバテたのか熱がだいぶ出てきて、不安な一夜でした。
 翌日空港へ行くと、飛行機は飛ぶと聞き、ほっとしました。でもこの時ほど、食い入るように相手の目を見て、話を聞いたのは初めてでした。飛行機は飛ぶ、まではわかったのですが、その後の説明がさっぱりわかりません。しつこく聞き返し、最後には紙にも書いてもらってわかったのは、ニース発の飛行機は飛ぶけれど、予定のドゴール空港ではなくオルリー空港に着く、そこからバスでドゴール空港に移動する、ということでした。その時は、必死に女性の目を凝視して、言葉を聞き取ろうとしていました。
 言葉がわからないと、相手はだまそうとしているかも知れない、本当だろうか、と人は目をしっかり見るようになるのかもしれない、と後で自分を振り返って思いました。確かに、イタリア語、スペイン語、ドイツ語…隣国から来る得体の知れない人は、よくわからない言語を話している、何を話しているの?だましたり、攻撃したりしない?と、目をじっと見る……。

 いつまで経っても、フランス語をすらすら話したり、しっかり聞き取ったり出来そうもありませんが、プリントを眺めてあくせく辞書を引いています。もしかしたら、あの掃除用具を手にしたおばちゃんの、堂々とした視線にさらされたから?

 

*見学のお問い合わせは、両クラスともに下記にお願いします。
杉浦 真理子 sugibonjour@ybb.ne.jp

フランス語サロン初級クラス 2023年6月報告

指導 Dominique GRANDEMENGE 先生

 

初級 月3回 金曜日 10時30分~12時
場所 ふれあい福祉センター他

ドミニク先生のご指導のもと、テキスト「FESTIVAL」を使い、初歩の文法や発音を勉強しています。興味のある方は見学にいらしてください。(柄澤)

 

Bonjour, enchantée. Je m’appelle Mika Suzuki. J’aime le ski 鈴木 美佳

 私は4月から「フランス語サロン(初級)」に仲間入りしました。先日のレッスンで「Pourquoi apprenez-vous le français?」と質問され「Parce que・・・Parce que・・・パリオリンピックを見に行きたいからです」ととっさに答えてしまいました。改めてフランス語を学ぶきっかけを思い返してみると”健康で素敵な老後を迎える準備”だったと思います。体・指先・頭の3つの体操の中の、頭の体操として外国語を学ぼうと思いました。それが2021年のことです。何語にするのか紆余曲折あり、フランス語にしようと決めました。
 そこからテレビやネット上のフランス語講座を見続けること1年。残念ながらいくつかのフレーズと入門編の文法を少し覚えることはできても、生きた会話とは程遠い状態でした。そうですよね。だって私の言葉に返してくれる人がいないのですから。
 言葉はあまり上達しなかったのですが、紹介されるフランスの文化や風土、歴史などにはどんどん興味を持つようになっていきました。インターネットで長野市内のイベント情報や会話教室を検索している時に知ったのが「長野日仏協会」の存在です。会員の皆さんってどんな方なのか。フランス語が全く話せず、フランスに造詣がない私でも入会できるのか、と半年間悩んだ末に、やっとの思いで問い合わせのメールを送ることができました。『Ça va』を送っていただき、サロンを見学させていただき、入会と、そこからはとんとん拍子に進み、悩んでいたことが嘘のようです。
 今サロンでは、入会したばかりの私に合わせて、自己紹介・月・曜日・数字など基本的な言葉の復習をしてくださっています。おかげで皆さんのお名前や特技、エピソードを聞くことができ、私にとっては本当に楽しい時間です。また発音やリエゾンなど、その場ですぐに修正してもらえるのはサロンならではだと思います。今はまだ、ドミニク先生がおっしゃっていることを聞き取ることも難しく、自分が思っていることをフランス語で返答することはできませんが、困っている時にさりげなくヒントをくれる皆さんに支えられながら欠かさず参加しています。
 もし、フランス語またはフランスに興味をお持ちで、一歩を踏み出せずにいる方がいらしたら「長野日仏協会」を知っていただき「私でも大丈夫でしたよ」とお伝えしたいです。