2025年度総会 長野日仏協会副会長 杉浦 真理子
5月25日、雨が上がり新緑が美しい日曜日に、41名の参加のもと長野日仏協会総会が開催されました。
吉田会長の開会挨拶のあと、2024年度の事業報告、会計報告、2025年度事業計画、会計予算などの議事が行われ、参加者の承認を得て無事に終了。この日のメインイベントである「佐々木秀実さんによるお話とシャンソン」となりました。
スパンコールが散りばめられたグレーのドレスを身に着けた佐々木さんが登場された瞬間から、会場は華やかな雰囲気に包まれました。
コンサートはもちろん、TVやラジオにも多く出演されている佐々木さん、つい一週間前までは、シャンソンのステージのために世界一周クルーズ船に乗り込んでいらしたとか。そんなお疲れも見せず、ご自分とシャンソンの不思議な出会いから始まり、留学されたパリでの生活など、これまでのシャンソン人生について話してくださいました。
そしてお待ちかねのシャンソンタイム。『Le temps des cerises』(さくらんぼの実る頃)の歌詞を見ながら佐々木さんによるレッスン開始です。
電子ピアノでの伴奏は、会員でピアニストの岩崎愛美さんが引き受けてくださいました。お二人ともお忙しく、実際に音合わせしたのが数日前の1回だけ。そんなことは信じられないくらい息がピッタリなのは、さすがです。
まず佐々木さんが情感豊かに歌い上げ、うっとりと聞き惚れました。その後男性と女性に分かれてのレッスン。男女では音域が違うので、それぞれに合わせた音域で歌います。「さすが日仏協会!フランス語がお上手ですね。」という佐々木さんの誉め言葉に気を良くし、最後は全員で大合唱。自画自賛の大拍手で終わりました。
お久しぶりの会員さんとの嬉しい再会、5人の新入会員さん、そしてアンサンブル・ノーヴァの指揮のために長野に滞在されていた世界的マエストロ、ユベール・スダーン氏の参加もあり、ワイングラス片手に会場あちこちに楽しそうな笑い声が響いてました。
昨年は掘りたてじゃがいもをお持ちくださった小諸の桜井さん、今年はシャキシャキレタスと新玉ねぎをどっさり運んでくださいました。皆さん昨年同様に、両手に袋をかかえての帰宅となりました。今年も心に残る楽しいひと時を過ごすことができました。
On a passé un moment agréable ,merci à tous !






