活動報告

長野日仏協会 新年会 [2020]

新年会 杉浦真理子

 春のような明るい陽射しがふり注ぐレストラン「シェ・マサ」で、18名の参加者が集い2020年の、少し遅れた新年会が行われました。

 吉田会長からは、リール大学と信州大学の交流が本格的に始まったこと、リール大学では日本文学熱が高まり、今後ますます活発な交流が続くであろうという嬉しい報告があり、「Bonne année !」の掛け声で乾杯となりました。

 アミューズのピーツのポタージュは、可愛らしいピンク色。前菜は色鮮やかな野菜と  目鯛のタルタル。メインの一皿目は、新緑をイメージする鮮やかなグリーンの春菊ソースに包まれた鰆のポワレ。2皿目は、赤ワインでとろとろに煮込まれた牛タン。最後は真っ白なクレームダンジュと真っ赤な苺、その色のコントラストが見事なデザート。初めから終わりまで春を感じる美味しく美しいお料理でした。

 最後にお一人お一人のフランスやフランス語への思いを、自己紹介を兼ねてお話いただきました。興味の持ち方はそれぞれ違うものの、私たちは「フランス」で繋がっていることを改めて感じた会でした。皆様、次回は4月の総会で!A très bientôt!

2020.jpg

巴里祭 à Bistro L’Assiette [2019.07.28]

宮原 舞子

 Bonjour à tous!

 今回初めて記事を書かせていただきます、宮原舞子と申します。
小学生の時、Saint-Exupéry著の小説 « Le Petit Prince »を読んだのをきっかけに、独学でフランス語を始めました。勉強でフランスにも数回行ったこともあり、フランスが大好きです!初めましての方も多いですが、これからどうぞ宜しくお願いいたします。

 さて、7月28日。Le Quatorze Juilletから2週間遅れでしたが、長野市にあるビストロ・ラシェットにて盛大に行われました。その日はお天気に恵まれ、多くの方々が出席しました。参加人数は、何と過去最多の40人近くでした!?フランスが好きな方がこんなにも沢山いらっしゃることに感動を覚えました。私は、普段仕事の都合で会話サロンやイベント等にはほとんど出席できないのですが、今回は奇跡的に都合が合ったので、参加することができました。

 既にご存知かと思いますが、まずパリ祭について説明します。
パリ祭の正式名称は « Fête nationale française » と言います。毎年 7月14日に、フランス共和国の成立をお祝いする大切な行事です。1789年同日に起きた、フランス革命の発端となるバスティーユ監獄襲撃の一周年を記念して、翌年1790年に行われた全国連盟祭が起源となっています。調べてみると、「パリ祭」は日本だけの呼び名との事です。これは、René Clair監督の映画 « Quatorze Juillet » (1932年) が邦題『巴里祭』として公開されてヒットしたため、日本では「パリ祭」と呼ばれるようになりました。パリ祭当日、フランス各地で一日中花火が打ち上げられます。パリでは軍事パレードが開催され、シャンゼリゼ通りからコンコルド広場までを行進します。もちろん、現フランス大統領も出席し、演説も行われます。同じ日、有名な自転車ロードレースLe Tour de Franceも開催され、国中は大変賑やかになります。

 今回、私にとっては初めての巴里祭でした。しかも、久しぶりにフランス語に触れる機会となりました。初めましての方が多く、正直最初は緊張していました。しかし行ってみると、温かい方々ばかりで次第に緊張がほぐれていき、巴里祭を楽しくお祝いできました。美味しいフレンチ料理を堪能しながら、皆さんとのお話に花を咲かせました。更に、急遽行われたアコーディオンの演奏を聴いたり、皆さんとシャンソン « À Paris, dans chaque faubourg »を歌ったりと、まるでパリにいるかのような素敵なひと時を過ごすことができました。

 今回の巴里祭を通して、また更にフランスの輪が広がりました。このような素敵な場で、沢山の方々と知り合えたことに感謝しております。私は、最近フランス語から遠ざかっていたので、これを機にもう一度フランス語を磨き直そう!と良い刺激をもらいました。そして、いつか本場のLe Quatorze Juilletにも行きたいです!

 最後になりましたが、今回、巴里祭に参加できて非常に良い経験になりました。
本当にありがとうございました。また皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。
これからもフランスの輪が、更に広まっていくことを願っております。
Merci beaucoup! À un de ces quatre!

巴里祭

フランス革命記念日を2018年7月22日に長野で祝う [2018.07.22]

太田尚枝

私は何年巴里祭に出席していなかったのだろう。
20年前長野オリンピックと共に産声を上げた日仏協会の巴里祭は、色々なところで開催させてもらってきた。会員さんのレストランだったり、元事務局長のあぜくら山荘だったり、小布施でも上田でも開催された。
今年は丁度7月14日が土曜日だったので、てっきりこの日の開催だろうと思っていた。また行けない・・ところが、その前の週にメールが届いた。22日日曜日のお昼に犀北館。という訳で、恐ろしく久しぶりに出席させていただいたのだ。

それにしても今年の長野の夏は連日の酷暑で、命に係わると困るのでクールビズなど何処へやら、がんがんクーラーの効いた別天地で杉浦さんのご挨拶に続き、滝沢会長のご発声で始まった。
料理は大皿、お取り分けだったのと、空腹に負けて初めのラビオリを食べすぎたせいで(フランス料理でアントレにパンをつい食べすぎてしまうのと同じだ)最後はかなりスピードダウン。それでも懐かしい方や、初めてお会いする方とのお喋りは尽きなかった。

ところで、会長も話しておられた。私も常々思っていた。何で7月14日を巴里祭と言うのだろう。これはルネ・クレール監督の映画Quatorze Juilletが邦題「巴里祭」として公開、ヒットしたためで日本だけの呼び名である。
7月14日はバスティ―ユ陥落の日だ。C’est une révolte? と尋ねたルイ16世に、Non, Ce n’est pas une révolte,c’est une révolution と側近が答えたという話はあまりにも有名である。バスティ―ユ陥落の翌年、革命軍総司令官のラファイエットは、青、赤、白の三色旗を提案し、4年後に現在のフランス国旗となっているが、青と赤はパリ市の紋章の色、白はフランス王家の色で、当初は王家との和解を象徴していた筈だったのだ。ところが革命2年後、王家は市民を捨て国外逃亡を企て失敗。王妃の実家であるオーストリアを初め国外逃亡していた亡命貴族は王政を護るために軍隊を派遣すると革命政府を脅迫する。革命体制維持の必要性からついに革命政府はオーストリアに対して宣戦布告、革命戦争が勃発したのである。プロイセン軍がフランス国境内に侵入すると革命政府は祖国の危機を全土に伝え、それに応じてフランス各地で組織された義勇軍がパリに集結、その時兵士の士気を鼓舞するために歌い広められたのが、La Marseillaise である。1795年に正式にフランス国家となった。
という訳で本来7月14日はフランスにとっては国民の結束を確認する日であり、共和国フランスの誕生を祝う日であり、フランス軍を鼓舞する日でもあるということで軍事パレードが行われるのであろう。
私達もこの会の最後にLa Marseillaiseを皆で歌ってお開きになった。

それにしても巴里祭の意味も知らないで、やれ暑い日にはシャキッと冷えたシャンパンが良いとか、やれ本場のフランスパンは美味しいとか言っている日本人の何と多いことか。何も考えないでボーっと生きているとチコちゃんに叱られますよ。

「革命記念日」巴里祭に想う [2016.08.07]

杉浦真理子

 7月9日、長野日仏協会恒例の巴里祭(Quatroze Juillet:La fête nationale)が「トリオンフォ・日和カフェ」で行なわれました。中央には木製の大テーブル、まわりをソファ席が囲み、壁沿いにの書棚には本がビッシリ。お店というより居心地の良いリビングルームのような空間です。

 滝澤会長の乾杯に始まり、アンティチョークの素揚げ、イカ墨のリゾットなど、立石オーナーシェフのオリジナル料理を堪能しながらお喋りも弾み、時間はあっという間に過ぎていきました。

 今回は30名の出席者となり、初参加の方も3名いらっしゃいました。その中のお一人、富士町から参加の越川マロリーさんからは、ご自宅で行われているシャンソンやお料理教室のご案内と、12月に予定されている「大人のプチ留学séjour linguistique」の説明がありました。マロリーさんのご実家のあるブルターニュで、ホームステイをしながらフランス語やお料理のレッスンを受けたり、マルシェ巡りやワインテイスティング、そしてモンサンミシェルまで行くという楽しい企画です。

 たっぷりのワインで酔いも回った頃、巴里祭A Paris dans chaque faubourgパリの空の下Sous le ciel de ParisオーシャンゼリゼLes Champ-Elyséesなど、お馴染みのシャンソンをフランス語で大合唱。

 これらのシャンソンを歌う時、様々な文化が豊かに混じり合う活気に満ちたパリの街角を思い浮かべます。しかしフランスを襲う相次ぐテロにより、人々の自由な愉しみは徐々に奪われていくのでしょうか・・・

 フランス革命のスローガンであり、フランス国民の手で勝ち取った「Liberté Egalité Fraternité」の崇高な理念が不滅でありますようにと願わずにはいられません。9700㎞という距離を越えて、フランスに心を合わせた一日となりました。

20160709_002.JPG20160709_003.JPG

巴里祭 [2014.07.05]

今年の巴里祭は、新会員田畑さんのお店「ビストロ・ラシェット」で行いました。初参加の方が多かったのですが、「初めまして」の挨拶のあと、すぐに打ち解けて、フランスの話で大いに盛り上がりました。

田畑シェフによる初夏らしい素適なフルコースに舌づつみを打ちながら、終始和やかな巴里祭となりました。(杉浦真理子)

009.jpg

新年会 [2013.01.20]

新年会に参加して A votre santé 矢島真理子

 シャンパンで新年を祝い、新年会が始まった。1月20日・日曜日、外気はピリッと冷たかったが「シェ・マサ」はふんわりと温かい。出席者11名のため、立食ではなくテーブルに落ち着くことになった。

 マグロとミニトマトの前菜に始まり、ブリのコンフィ、牛肉のとろとろ煮、デザートのクレーム・ダンジュまで、それぞれが春の陽光を思わせる料理だった。外食機会の少ない専業主婦の私にとっては、まさに夢のひととき。美しい盛り付けに思わず笑みがこぼれ、美味しいお料理に舌鼓をうった。お料理ごとのワインに会話も弾み、パリの「フルール・ド・クール」からのプレゼント抽選でさらに盛り上がった。

 3年前の転勤を機に長野日仏協会員になり、長野市のイベントには何度か顔を出させていただいている。フランスに憧れを持つだけで、30年以上訪れたこともなく、文法の欠片だけが頭に浮かび、フランス語を話すこともままならない。そんな私がフランスを愛する人々と出会い、刺激を受ける楽しい社交場が日仏協会のイベントである。色んな方とのお喋りが外の世界へ私を駆り立てるのだ。いつかフランスへ!

006.jpg

巴里祭 [2012.07.08]

巴里祭

 爽やかな初夏の風が吹き渡る7月8日、恒例の「巴里祭」を開催しました。

 協会員でもある鶴田シェフのお店「シェ・マサ」にて貸切りの立食形式で行われた今年の巴里祭は、まさに”大人のパーティー”といった雰囲気。
 いつもながら見た目も美しいお料理の数々に歓声を上げ、ワイングラス片手にお喋りも弾みました。

 残念ながら参加者は少なかったのですが、Quatorze Juilletに思いを馳せ、洒落た夏のひとときとなりました。

ChezMasa.jpg  
QuatorzeJuillet.jpg

2012年度総会 [2012.04.22]

2012年度 総会 杉浦真理子

 長野日仏協会の総会を待ってくれていたかのように、城山の桜が満開となった4月22日、善光寺玄証院にて2012年度の総会が開催されました。
 今年も総会の議事は新井さんにお願いし、2011年度事業報告、会計報告に続き今年度の事業計画と会計予算が発表されました。
 今年は通常の活動に加えて、ビエンナーレで行なっていた「日仏現代作家展」が諸般の事情で昨年キャンセルとなり、8月に行われること。
また、ラヴァル市在住で盆栽協会会長ギヨーム・オザム氏と交流が、事業に新たに加わり、活発な活動が期待されます。

 議事のあとは、アレクシアさんによるスピーチが行われました。
彼女の出身地であるロワール地方の歴史、数々の美しいシャトー、名産品などを映像を交えて丁寧に説明されました。
 風光明媚で温暖な気候に恵まれて「フランスの庭」と称され、美味しいワインやチーズを育むロワール地方は、見所満載の魅力あふれる場所であることを改めて感じました。また、アレクシアさんの流暢な日本語にも、一同感動しました。

Alexia.jpg
アレクシアさん

 その後、パリのショッピングサイト「フルール・ド・クール」からどっさり届いたプレゼントの発表です。 総会資料の裏に予めこっそりと書いた番号を読みあげ、プレゼントの番号と引き合わせるという方法で、大いに盛り上がりました。
 パリで活躍するデザイナーブランドのバック、お洒落で可愛い小物、バスクやアルザスの布製品など約30点!「フルール・ド・クール」さん、ありがとうございます。(その中で、滝澤会長と福島副会長が揃って「ミラボ」の可愛いネコのぬいぐるみを当てたのは、お愛嬌でした!)

 さて、その後はシャンパーニュで乾杯。井原さんセレクトのワインを飲みながら、アトリエ・ド・フロマージュのチーズと軽食をつまみながら、畳に膝を突き合わせた「日仏スタイル」で、ひたすらお喋りです。
 今回は、ラ・ロシェル大学に留学していた信大大学院の田村さんと、9月から留学予定の田中さんが出席され、そこにアレクシアさんも加わった「若者の輪」の中に「元若者たち」もさらに加わり、フランス語と日本語を交えた会話が弾みました。
 美味しい煮りんごとジュースを差し入れてくださった柄沢さん、ありがとうございました。

Reception.jpg
懇親会

 午後には小雨がふりだし花冷えの日となりましたが、心はポカポカの一日でした。このconvivialitéを今年度も大切にして活動していきたいと思います。

2010年度総会 [2010.04.17]

2010年度、雪の総会 副会長 杉浦真理子

 4月17日総会の朝、外は一面銀世界でした。天気予報によると、4月半ばの積雪は34年振りとか。

 今年も会場は玄証院。福島副会長のご配慮で、毎年気兼ねなくゆっくりと過ごすことができるのは本当に有難いことです。突然の雪ということで急なキャンセルがあったり車のハプニングで遅れて来る方も多く、少し遅れての開催となりました。滝澤会長が挨拶の中で「設立総会の日も雪でした」と言われ、あの猛吹雪の日が蘇ります。日仏協会は雪に縁があるのかも?

 始まりはやや波乱含みでしたが、議事は滞りなく終わり、新会員の下崎さんのお話となりました。JAICAのメンバーとして2年間滞在されたモロッコでの体験を、プロジェクターの映像を交えてご披露いただきました。エキゾチックなイスラム建築や町並みを見て、私たちも異文化体験をした気分になりました。

 続いての懇親会は、フィリップ・フォール大使が先月の長野訪問のお礼にと送ってくださったシャンパーニュ、テタンジェでの乾杯で始まりました。あとはワイン片手に膝をつき合わせ、アトリエ・ド・フロマージュの絶品チーズや軽食をつまみながらのお喋り。これは日仏協会定番スタイルです。その後信大工学部のフランス人留学生二人も加わり、話もいっそう弾みました。

 気がつけば5時過ぎ。外の雪はすっかり融けて、穏やかな春の黄昏時となっていました。

新年会(松本市:割烹「一梅」) [2009.01.17]

和気あいあいの新年会 清水史子

 大寒間近い1月17日(土)夕刻,恒例の新年会が松本の割烹料理屋さん,なにわの味「一梅」(いちうめ)で行われました。

 一梅さんは現住居表示では松本市中央1丁目ですが,地元の人たちには「新伊勢町通り」と言った方が馴染み深く,駅にも近い場所にあります。松本出身のご店主は,大阪梅田で十年間修業をされ,八年前にここにお店を構えられたそうです。

 当日の参加者は,長野から滝澤会長,福島副会長,いつお会いしてもお元気なイタリア通の宮澤さんの3人,松本から吉田先生,一梅を紹介して下さった原さん,ソムリエの西牧さん,未会員ですがフランス語を勉強されているドクターの女屋(おなや)さん,女性群では今井さん,増田さん,新会員の丸山さん,そして清水の11名でした。

 お座敷のテーブルには,つき出しなど数々のお料理が配膳されていて,それを囲むように座に着き,早速吉田先生の新年の挨拶と音頭で乾杯。アルコールの杯あり,ジュースの杯あり,またお茶の杯ありでしたが,今年も健康で幸多い年でありますようにと,皆揃って < A votre santé >。

 次々に運ばれてきたブリ大根や野菜のかき揚げ,そしてこの時期にぴったりの鳥のつくねのお鍋を囲みながら,お隣同士,前同士,近くに坐したお仲間で和やかな談話が続きました。吉田先生,西牧さん,福島さん達の所では,きっとワインの話に花が咲いていたのではないでしょうか?(私の憶測ですが)

 美味しそうにお酒を口にされていた滝澤会長に,女性群何人かは,昨年秋の信州大学国際シンポジウムでのお話のその続きをぜひお聞かせ下さいとお願いなどをしていました。

 最後に美味しい出汁がいっぱいのお鍋で煮込んだうどんをいただきました。あっという間の二時間,美味しいお料理をいただき満腹感で閉会。お店にはまだ沢山のお客さんがそれぞれの新年会を楽しんでいました。