投稿者「nagano-france」のアーカイブ

フランス語サロン初級クラス 2024年9月報告

月3回 金曜日 10時30分~12時
場所 ふれあい福祉センター他
講師 Dominique GRANDEMENGE先生

ドミニク先生のご指導のもと、テキスト「FESTIVAL」を使い、初歩の文法や発音を勉強しています。とても楽しいクラスです。興味のある方はお気軽に見学にいらしてください。ある日のクラスの様子です。(柄澤)

フランス語サロン(初級) 柄澤 良子

 今日は17課に入りました。「Parasol ou Parapluie?」が、タイトルです。
 アナウンサーのHervéが気象予報士のBrunoに質問します。
«Alors, le mauvais temps arrive?»
(これから天気は悪くなりますか)
Bruno «Le mauvais temps arrive par l’ouest.»
(西から天気は崩れます)
Hervé «Et sur la Côte d’Azur, il faut prendre un parasol ou un parapluie?»
(で、コートダジュール方面ではどうですか?日傘か雨傘のどちらを持って行ったらいいですか?)
と、訳しました。ドミニク先生からparasolは日傘ではありませんよ。ビーチパラソルかガーデンパラソルの事です、と訂正が入りました。辞書で確認すると携帯用日傘は、【ombrelle】とありました。通常晴天時に【ombrelle】は、使用しないらしいのです。coup de soleil は、気にしないのでしょうね。でも、クロード・モネの絵画に「日傘の婦人」があります。150年ほど前はこうだったのでしょうね?!

長野日仏協会 2024年度総会報告

笑顔の総会 長野日仏協会副会長 杉浦 真理子

 連日の鬱陶しい梅雨空から一転し、夏の青空が広がった7月13日。長野日仏協会総会と、何ヵ月も前から準備を重ねてきた落語会が開催されました。
 フランス人落語パフォーマーのシリル・コピーニさんをお呼びしようと計画したのは、昨年の12月のことでした。シリルさんは、日本各地での落語口演の予定の他、5月6月はすでにフランスでの口演を控えているとのことで、日程調整はかなり大変でしたが、7月13日に決定。でも、この日は3連休の初日、皆さんすでに予定がおありかしら?と心配もありました。
そんな心配も蓋を開ければ杞憂となり、総会には36人、落語会には非会員の方を含めて45人もの方々が参加くださいました。
 総会の議事は滞りなく終わり、いよいよ落語会。軽快な祭り拍子とともに登場したシリルさんは、その風貌と巧みな日本語で瞬く間に聴衆の心をつかみます。
 前日にお会いした時に「フランス語の落語もお聞きしたい」とお伝えしたところ、「D’accord!」と快諾。まずは『桃太郎』『皿屋敷』『時そば』(『時うどん』に変更するトリックあり)を、クイズ形式にしてジェスチャ―たっぷりのフランス語で披露。
続いて古典落語の『まんじゅこわい』を、ピエール・エルメのマカロン(ここで、フランスの大統領はマクロンだよ、というオチも入り)や、ミルフィーユ、ガトーショコラなどフランスの「甘いもの」に置き換えて語るも、何の違和感もなく耳に入るのはさすが。
 続いての『手水まわし』では、お得意の福岡弁と関西弁の語りの所々にフランス語を交えてクスッとさせる技はお見事でした。こうして50分間の落語会は、笑いと拍手喝采で終わりました。
引き続きの懇親会は、ハトヤの井原さん(会員)手配のフランスワイン13本がずらりと並び、吉田会長の乾杯でスタート。久し振りにお会いした方、入会されて初めて参加された方、1年間のフランス留学から戻ったばかりの高校生など、職業や年齢の壁を越えた交流ができるのが、日仏協会の素晴らしいところです。
 シリルさんも各テーブルを回って参加者一人一人と懇親され、あちこちに笑い声が響きました。
サプライズもありました。ドイツでワイン醸造を研究され、今は自称「小諸のじゃがいも農家」の桜井さんが、ご自分の畑から40キロものピカピカのじゃがいもを段ボール4箱に詰めて運んでくださり、嬉しいお土産つきとなりました。

 翌日7月14日は、フランス革命記念日(Quatorze Juillet)です。パリオリンピックを目前にしたこの日は、パリ市内の名所を聖火が駆け抜け、特別なQuatorze Juilletになったようです。
 私たちも、心に残る特別な総会を行うことができました。
 シリルさん、そしてご参加くださった皆様、当日の参加は叶わなくても欠席通知に温かなメッセージを添えてくださった皆様、Grand merci !!!

フランス語会話サロン 2024年6月報告

SALON DE CONVERSATION EN FRANÇAIS
フランス語会話サロン

Géraldine さん中心に行われる会話サロンは、フランス語ネイティブスピーカーを交えて自由なお喋りを楽しんでいます。開催日は毎月メールでお知らせしていますので、どなたでもお気軽にご参加ください。

13 mars 2024 :
M. et Mme Ono nous ont raconté leur aventure de traduction du livre (752 pages !!) de leur ami, Claude Leblanc, « Le Japon vu par Yamada Yoji » du français en japonais.
Yamada Yoji, cinéaste le plus populaire du Japon, est connu surtout pour sa série de films « c’est dur d’être un homme », mettant en scène le personnage « Tora san » et produits entre 1969 et 2019. Jusqu’à fin mars 2024, la maison de la culture du Japon (Metro Bir-Hakeim) à Paris, projetait les 50 films de Tora san sous le thème « 1 an avec Tora san », afin de faire découvrir au public français ce personnage attachant et plein d’humanité.

Nous avons aussi parlé des blocages de routes en France par les agriculteurs en colère contre la hausse des coûts et les conditions de travail très difficiles ; de maladies infantiles comme la rougeole, la varicelle et les oreillons, et de vaccins.

17 avril 2024 :
Géraldine nous a montré des photos de sa visite en Chine (Shunde) et à Macao en mars.
Shunde est près de Guangzhou (Province de Canton). Les restaurants traditionnels présentent les ingrédients (poissons, fruits de mer, viandes) a l’entrée. On choisit ce que l’on veut manger, en précisant comment le cuisiner… et ce met est servi à table !



Il est possible de traverser la frontière entre la Chine et Macao à pied, en quelques minutes, à Zhuhai. Macao est constitué d’une presqu’île et de plusieurs îles, ou se trouvent les célèbres casinos et grands hôtels. Macao était sous protectorat portugais pendant de nombreuses années, et a été « rendu » à la Chine il y a 25 ans. C’est maintenant une province Chinoise à statut spécial.

Une partie de la population est encore d’origine portugaise. Le chinois et le portugais sont les deux langues officielles. C’est un « coin de l’Europe » en Asie.



Casinos et hôtels côtoient les églises datant du 16eme siècle.

15 mai 2024 :
Manami Iwasaki, qui est pianiste, a participé pour la première fois au salon.
La discussion était bien animée sur des thèmes très variés : appareils auditifs, piano, arnaques, criminels et yakuzas, pâtisseries de Nagano, et les différentes compagnies aériennes, les routes pour aller en France et les repas à bord…
M. Hara va aller en Espagne cette année visiter des églises romanes. Nous espérons découvrir ses photos à son retour !

  • 開催日   月1回水曜日 16時30分から18時
  • 場所    マルクニ 長野市権堂町アーケード
  • 会費    飲み物代込み 1000円
  • 出席のお問い合わせは、杉浦sugibonjour@ybb.ne.jpまでご連絡ください。

フランス語サロン松本クラス 2024年6月報告

月2回 隔週土曜日 10時~11時30分
場所 松本市市民サポートセンター2Fセミナー室
講師 吉田正明先生
受講料 一回2000円

フランス語サロン松本について 櫻井 忍

 私は松本市在住の櫻井忍と申します。フランス語サロン松本のレポートを依頼されましたので、サロンの雰囲気等をお伝えしたいと思います。
 私は一応フランスに行った事もあり、カナダのケベック州の会社の日本支社で働いていますが、フランス語は発話はできるものの会話が成立しないレベルです。独学に限界を感じ、昨年からNHK文化センターで開講されていた吉田先生のフランス語講座を受講していました。
フランス語サロン松本は、NHK文化センターで開催されていたフランス語講座が建物の老朽化のため閉鎖されたことを受け、松本市市民活動サポートセンターで長野日仏協会主催として開催されています。会場は松本城から近く、市役所の駐車場が無料で利用できます。また、電車を利用する場合は、松本駅やJR北松本駅からも15分程度の徒歩圏内に位置しています。
 サロンのプログラムは90分のセッションで行われ、参加者はフランス語の会話や文化に関するトピックについて学びます。吉田先生によるシャンソンの歌詞の音読や文法、翻訳についての解説も行われます。吉田先生の選曲は幅広く、多様なジャンルの楽曲を通じてフランス語を楽しむことができます。
 シャンソンの他には『フランス語会話表現』と題したフランス語の日常会話の表現のコーナーもあり、こちらは吉田先生オリジナルの教材で、フランス語の日常会話表現を発音したりシチュエーションの解説があります。
 サロンは定員15名で開催され、まだ参加者数が少ないため、アットホームな雰囲気です。参加費は一回2000円で、隔週で開催されます。このサロンは松本市でフランス語を習う事のできる貴重な機会です。
 最後に、以前のNHK文化センター当時からの講座で取り上げられた楽曲のチョイスが素晴らしいので全てではありませんが、アップルミュージックのプレイリストにしたものをシェアします。アップルミュージックをご利用の方でしたらどなたでも視聴と編集ができますので、下のQRコードからアクセスして下さい。プレイリストを通じてサロンの雰囲気を感じていただければと思います。

*受講希望者は、吉田先生mayoshi@shinshu-u.ac.jpまでご連絡ください。

フランス語サロン上級クラス 2024年6月報告

月3回 月曜日 13時30分~15時
場所 ふれあい福祉センター他
講師 Dominique GRANDEMENGE先生

 フランスのニュース記事を読んで理解を深め、自分の意見を述べ合う授業です。
扱うテーマは世界中の政治、社会問題、文化など様々で、視野を広げ多くを学ぶことができます。以下は2月~5月のタイトルです。(古澤)

  • La dispute autour de la citoyenneté française submerge l’île de Mayotte (26 février)
    フランス市民権をめぐり、マイヨット島で論争が起きている。
  • Qui a été inventé en premier : le parachute ou l’avion ? (11 mars)
    パラシュートと飛行機、どちらが先に発明されたのか?
  • Comment Haïti est passé sous le contrôle de gangs (18 mars)
    ハイチはどのようにして、ギャングの支配下に置かれてしまったのか。
  • Ces communes françaises qui ont un maire mais pas d’habitant (25 mars)
    フランスには、村長はいるが誰も住んでいない自治体がある。
  • Pourquoi et depuis quand fait-on des blagues pour le 1er avril ? (8 avril)
    なぜ、そしていつから4月1日に冗談でほら話をするようになったのか?
  • La vache, animal ruminant, une nouvelle thérapie ? (15 avril)
    反芻動物の雌牛とふれあうのが、新しいセラピー?
  • Les dents de lait, vestiges de l’enfance dont on peine à se détacher (22 avril)
    乳歯とは、手放しがたい幼少期の記念物である。
  • Comment la diaspora chinoise en France a largement contribué à populariser la cuisine japonaise (15 mai)
    日本食がフランスで大衆化したのは、そこに暮らす中国離散民のおかげである。

*見学のお問い合わせは、両クラスともに下記にお願いします。
杉浦 真理子 sugibonjour@ybb.ne.jp

フランス語サロン初級クラス 2024年6月報告

月3回 金曜日 10時30分~12時
場所 ふれあい福祉センター他
講師 Dominique GRANDEMENGE先生

ドミニク先生のご指導のもと、テキスト「FESTIVAL」を使い、初歩の文法や発音を勉強しています。とても楽しいクラスです。興味のある方はお気軽に見学にいらしてください。ある日のクラスの様子です。(柄澤)

フランス語サロン(初級) 中島 奈穂子

 Bonjour, je m’appelle Naoko Nakajima ,en français Hélène. Enchantée! 中島奈穂子と申します。
 昨年12月からフランス語サロン(初級)に入会しました。Dominique先生のもと、メンバーはそれぞれフランス語の名前で呼び合い、文法、会話、お喋りととても楽しい授業です。今度こそ、英語から無理やり拵えた「インチキフランス語」からの脱却をと願っています。
 ここ長野に移住したのが27年前。県短大で閉学までの21年間、講師を務めておりました。それ以前は東京と、ドイツにも2度住んでおりました。自分の留学でミュンヘン、夫の留学でベルリンに。専攻は音楽、ピアノ科です。(今は仕事で英語その他も教える機会を頂いています。)
 ドイツの教育は小学校〜大学すべて、外国人留学生もドイツ人同様に無料です。(現在は一部の州を除く。)勿論大学での留学生受け入れ枠も限られていて競争はありますが、学生になれば様々な優遇もあり恵まれています。ドイツの高校から大学に入学する場合、とてもハードな大学入学資格試験を数年かけて準備し、高校の成績との合計点で行ける大学と学部が決まります。厳しく狭き門だと聞きます。
 二つの町に住んで保守的なミュンヘンと自由で新しいベルリンの違いも面白かったけれど、共通して感じたことは皆が個人の生活を大事にしていること。日々の仕事はキチンと効率よく済ませ、休暇をたっぷり(一年に一ケ月は有給を)取って趣味や旅行、週末も家族と、或いは友人を招いて過ごしたりと、ゆったりとした時間をとても大切にしています。他方、政治や環境にも皆がとても敏感で、一人一人が意見をしっかり持ち話します。こうした傾向はフランスでも同じかもしれません。
 もしまたヨーロッパに行けたら是非フランスも廻って、今度はインチキじゃないフランス語で旅行したいものです。いつになるかな?(円安だし……)

フランス語会話サロン 2024年3月報告

SALON DE CONVERSATION EN FRANÇAIS
フランス語会話サロン

Géraldineさん中心に行われる会話サロンは、フランス語ネイティブスピーカーを交えて自由なお喋りを楽しんでいます。開催日は毎月メールでお知らせしていますので、どなたでもお気軽にご参加ください。

14 fevrier 2024 :
Aujourd’hui, c’est la Saint Valentin, et nous avons été très gâtés avec beaucoup de chocolats que nous avons dégustés en papotant !
Sayuko nous a présenté des photos de son voyage à Colmar (Alsace). Il y avait beaucoup d’ours en peluche blancs aux fenêtres des maisons. Tout a commencé pendant la pandémie du Covid-19 : pour redonner le sourire à la population, des restaurateurs ont installé des peluches sur des chaises. Trouvant cette action très sympathique, un hôtel de Strasbourg a décoré ses fenêtres de nounours. Ainsi était née cette nouvelle coutume qui met de la gaîté dans les rues et fait sourire les passants.

Au musée du chocolat « choco-story » de Colmar, il y avait beaucoup d’objets faits en chocolat : la Statue de la Liberté, des mannequins habillés en chocolat, et bien sur la possibilité de déguster du chocolat…
A Paris, Sayuko s’est rendue Rue de Maubeuge, à la pâtisserie « Rayonnance », tenue par 2 japonaises.

Bernadette(Mariko Sugiura) revient de Paris, où elle a passé une semaine à beaucoup marcher, prendre le métro et visiter des endroits insolites comme le Musée de la Poste (15ème) ou était expliqué le système de Poste pneumatique de Paris.
La Poste pneumatique de Paris était le système de tubes pneumatiques desservant Paris entre 1866 et 1984. Ce réseau géré par les P&T permettait d’acheminer, souvent en moins d’une heure, des messages, dits « pneus » ou « petits bleus » dans l’ensemble de la capitale française et à Neuilly. En 1934, année de sa plus grande extension, le réseau fait 427 km2. Il dessert les 130 bureaux de la capitale et distribue une dizaine de millions de correspondances par an.

Le bureau de Poste pneumatique de la Bourse de Paris. Fin 19eme siècle.

Dans l’église de Saint Francois Xavier (Paris 7ème), Bernadette a pu voir la crèche aux 1000 santons, qui représente tout un village, et bien sûr la scène de la nativité.

Les santons de Provence sont de petites figurines en argile rouge, moulés, cuits et ensuite décorés à la main. Le savoir-faire des santonniers de Provence est une pratique inscrite à l’inventaire du patrimoine culturel immatériel en France en 2021.

  • 開催日   月1回水曜日 16時30分から18時
  • 場所    マルクニ 長野市権堂町アーケード
  • 会費    飲み物代込み 1000円
  • 出席のお問い合わせは、杉浦sugibonjour@ybb.ne.jpまでご連絡ください。

フランス語サロン上級クラス 2024年3月報告

上級 月3回 月曜日 13時30分~15時
場所 ふれあい福祉センター他

 フランスのニュース記事を読んで理解を深め、自分の意見を述べ合う授業です。
扱うテーマは世界中の政治、社会問題、文化など様々で、視野を広げ多くを学ぶことができます。以下は11月~2月のタイトルです。(古澤)

  • Au Canada, des randonneurs secourus après avoir suivi un «sentier fantôme» sur Google Maps. Il ne faut pas croire tout ce qui est écrit cartographié sur le web. (27 novembre)
    カナダで、ハイカーがグーグルマップ上の「幽霊の道(実在しない道)」をたどったところ遭難してしまった。のちに救助されたが、ウェブ上の地図を信じてはいけない。
  • À une époque pas si lointaine, les écoliers buvaient du vin à la cantine (4 décembre)
    そう昔ではない頃に、小学生も学校の食堂でワインを飲んでいた。
  • Uniforme à l’école : pour de nombreux jeunes, une “tenue unique” les “priverait de leur personnalité” (11 décembre)
    学校の制服について。多くの若者達は「制服」を、彼らの個性を奪い取るものと考えている。
  • Notre-Dame de Paris, les dernières nouvelles (18 décembre)
    パリノートルダム大聖堂、最新ニュース
  • Contre les selfies qui polluent les plus belles zones touristiques, il y a des solutions (15 janvier)
    美しい観光地を台無しにしてしまう自撮り写真。それに対する解決策。
  • JO 2024. Des taxis volants à Paris : c’est quoi ce projet et pourquoi est-il très critiqué ? (22 janvier)
    2024年パリオリンピックでの空飛ぶタクシー。それはどんな計画でなぜ批判されるのか?
  • Guerre Israël-Hamas : cet habitant de Tel Aviv espère la paix en 2024, mais «pour danser, il faut être deux» (5 février)
    イスラエル・ハマスの戦闘。テルアビブの住民は、2024年に平和が訪れることを願っている。しかし、「ダンスを踊るには、二人必要だ(合意に達するかは、両者にかかっている)。」
  • Faut-il retirer le permis de conduire aux personnes âgées ? (19 février)
    運転免許証を高齢者から取り上げるべきか?

テキストのおかげで 杉浦 真理子

 月曜日の上級クラスのテキストは、前週の木曜日頃に配信される。どのニュース記事をテキストにするか、ドミニクは毎回苦労されているようだが、受け取る私たちにとっては「今度はどんな話題だろう」と楽しみでもある。

 1月23日から31日まで、4年半ぶりにパリの街を歩いた。この時期にしては珍しく毎日青空。気温も日中は14度くらいで、散策には最高だった。真っ先に訪れたのは、Cathédrale Notre-Dame de Paris。
 12月のテキストはノートルダムの最新の修復工事についての記事「Notre-Dame de Paris dernières nouvelles」だった。『枠組みされた尖頭部分に十字架がつけられ、パリ大司教の祝福を受けた後クレーンによって運ばれ、再びパリの空に姿を現した』というニュースを読んだ時、私の心はすでにパリに飛んでいた。
サン・ミシェルでバスを降りてしばらく歩くと、ノートルダムの正面が目の前に現れる。テキストで読んだ尖頭は、鉄骨で囲まれているものの、確かに以前の高さに達しているように思われた。
 1859年にヴィオレ・ル・デュックが建てたものと同じ形に復元され、頭頂部には、フランスのシンボルである雄鶏も取り付けられているはずだが、それを肉眼で見るのは難しい。大聖堂の周りをゆっくり廻り、今度はサン・ルイ橋からセーヌ越しにまたゆっくりその姿を眺める。もっと痛々しい姿を想像していたが、セーヌの向こうに立つ姿は以前と変わらず神々しく堂々と、私の目には映った。
 12月には「Uniforme à l’école」(学校での制服着用)の話題も学習した。滞在中フランス人友人宅に食事に招待された時のこと。久し振りの再会に話が弾むが、ふと会話が途切れる瞬間がある。私がこのことを話題にすると、また一気に話が盛り上がり、制服から今のフランスの教育にまで及び、若き首相ガブリエル・アタルの話まで広がる。ちなみに、友人夫妻は制服賛成とのことだった。
 またある日は別の友人とカフェで待ち合わせ。私がMusée de la Poste(郵便博物館)に行くと話したら、「マリアンヌの切手を見てね」と友人。その時脳裏に浮かんだのは「Voici les surnoms de la France」(フランスのニックネーム)のテキストで、フランスのニックネームのひとつであるマリアンヌについてドミニクと話をしたこと。それからまた話が広がったことは言うまでもない。
 その他にもテキストで扱った「Punaises de lit」(床じらみ)を話題にすると、どの友人も顔をしかめながらその時の様子を話してくれた。

 毎回授業が終ると「ああ~、もっと予習すればよかった」と自分のいい加減さを後悔するのだが、1時間半じっくりとテキストと向き合うとそれなりに自分のものになっているのだなと思い嬉しかった。このテキストのおかげで視野が広まり、話題提供もできる。
 今さらながら素晴らしい授業を受けていることに感謝しつつ、今後はもう少し真面目に予習復習しよう!と思ったのではあるが・・・。

*見学のお問い合わせは、両クラスともに下記にお願いします。
杉浦 真理子 sugibonjour@ybb.ne.jp